ちーす、機械屋本舗っす。
最近、２ｃｈから出てワイドショーから週刊誌まで話題のネタになっていると言えば、奈良のさくらたんハアハア事件ではなく、
本がなんかけっこうな勢いで出ている「電車男」。
ちょっとしたネットワーカーを自認する人間が最近のネタとしてこれを知らないのは片手落ちもいいところ。
少なくとも、テレビが話題にする前にはチェック入れとかないとね。
＞会長
この「電車男」つーネタは、いわゆるオタク男がちょっとしたきっかけで女の子と付き合うことになり、最終的に彼女をゲットする話。
その経緯が２ｃｈの掲示板上でみんなの支援（私怨？）、アドバイスを受けながらリアルタイムで進行していた、つーのがその「電車男」におけるポイントだ。
まあ、当然私もそれをリアルタイムで魚血（うおっち、と読む）していたわけではないけどね。
元々の話のきっかけが、電車の中で周りにからんでいる酔っ払いから女の子を助けたことに始まるところから、これを称して“電車男”との俗称がついている。
もちろん、これが本人のコテハンであることも言うまでもないだろう。
この電車男、まあ当人がまだ多少若いつーのもあるんだが、“アキバちゃん”と言われるようなオタクでは女の子との付き合いかも知らないのは当然の所だろう。
それを、２ｃｈの掲示板に常駐している連中で寄ってたかってアドバイスし、何とか付き合いが上手く行くように支援・バックアップしていったのだ。
もちろん、応援するやつらばかりだったわけではない。そこは２ｃｈだからね。でも、みんな彼だけでも彼女が出来て、上手く行って欲しかったのだ。
そして、この板の上でリアルタイムな本物の伝説を見てみたかった。おそらくこのスレッドに常駐していたすべてのチャネラーが思い浮かべたことがそれだろう。
だから、みんなこの電車男を助けたかったのだ。それが、電車男における伝説のだいたいの経緯だ。
もちろん、２ｃｈだからその書き込みが本当に事実に則したものかどうかはわからない。
私にしたところでバックアップサイトの保存スレッドを見つけてきただけの話だからね。
ただ、この話が本と言う形になり、ある種純愛物語然とした美談としてマスコミに取り上げられつつあるのはさすがにびっくりである。
それが２ｃｈの中の伝説であるだけに、やはり我々はそれをまるまる頭から鵜呑みして信じることは難しい。
それを否定こそはしないが、２ｃｈのこと。事実かどうかの判断自体はっきりしないのがそもそも２ｃｈが２ｃｈたる所以である。
ところが、それをいうに事欠いて“オタクの純情”だの、“オタクこその純愛”みたいないい加減な記事の見出し打たれた日にゃあ、呆れるしかない。
その正体不明なものは正体不明なままおいていて欲しいのがやはりチャネラーの本心ではないだろうか。
これこそ、まさに本物の都市伝説なのだからね・・・。